astorflexは1816年イタリアのマントヴァにて創業、現在6代目の家族経営によるシューメイカー。Ideal製法(ステッチダウン)も得意とし、デザインから生産まで一貫してイタリアで行われています。
ブランドの根底にあるのは、2つの哲学。1つはエコフレンドリー。ヴェジタブルタンニンされたレザーや、パラゴムの木の樹液で作るナチュラルラバーソールなど。着色剤や溶剤などの化学薬品は一切使用していません。もう1つは、靴をファッションアイテムとしてではなくあくまで快適に歩くための道具として見る、という考え。良い靴を適正価格でお届けするためにも、ローカルな職人さんや工場との信頼関係はastorflexにとって重要な要素です。イギリスのOi PolloiやPRESENT、アメリカではUNION MADEやC’H’C’Mなど、海外の有力店舗でも取り扱われています。2016年春夏シーズンより日本上陸。
マテリアル:
主に使用する革はヨーロッパでヴェジタブルタンニンされたもの。原皮をオークの樹皮やミモザなどを混ぜ合わせた溶液に1か月以上浸し、自然乾燥後、獣脂とアニリンを使いバレルの中で柔らかくしていく。この方法は高コストで時間もかかるため、現在ではほとんど用いられないが丈夫で“呼吸をする”革を作る事ができる。
ソール:
ブラジルのパラゴムの木の樹液からできるクレープラバー。着色剤や化学薬品を使用しない、土に還すことのできる天然素材です。